声が出ない一週間が、私の本業を教えてくれた
「声が出ない一週間が、私の本業を教えてくれた」
お母さんの再起動サポーター、お家社長のくばえつこです。
20年ぶりに動かしたベッドの下から出てきた埃で、
喉と鼻水、そして涙が止まらなくなりました。
「すぐ治るでしょ」と思っていたのに、まったく治らない。
10日後には韓国旅行。
ふと思い出したのは、インド旅行前にも同じように体調を崩し、
コロナにかかって、行けるかどうかギリギリまで悩んだこと。
そこで今回はすぐに切り替えて、
徹底して「エネルギーを使わない」ことを選びました。
喉をいたわり、体を温め、できるだけ話さず、
おうちで静かに過ごす日々。
すると、不思議なことに、
「止まってるのに、前に進んでいる」感覚があったのです。
習字も、イベントも、運営も——
私が動かなくても、それぞれを支えてくれる人たちがいた。
止まったからこそ見えた“サポーターの存在”。
そして私は、声を出せないかわりに手を動かしました。
喉の代わりにカタカタと導線づくりを。
公式LINE、リッチメニュー、カレンダー…
細かいことを、でも集中して、コツコツと。
その過程で、ふと腑に落ちたのです。
「ああ、これが“本業”なんだ」
今まで「本業は習字」だと思っていました。
でもそれは私の“体の一部”のようなもの。
生きる源であり、呼吸のような存在。
私の本業は——
「お母さんの再起動サポーター」だった。
無意識にやってきたことだけど、
これからは意識して、本気でやっていこうと決めました。
体調不良というストップサインが、
私の内側を見直すきっかけになった。
止まることでしか見えない景色がある。
そんな、かけがえのない一週間でした。
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